『神無き世界のカミサマ活動』の結末を予想してみた!&個人的な学び

アニメになる前から、この作品の存在は知っていたが、原作の漫画を読んでいないのにも関わらず、出来の悪い漫画化したなろう系小説だろうと思っていた。

しかし、実際にアニメを見てみると、エロ要素がかなり多いのはあるけれど、耕運機やCG、ドット絵などの省エネアニメの要素は、正直面白かったし、結構、多くの人に気づきを与える良い作品だと思ったので、結末を予想してしまおうと思う。もちろん、アニメの結末では無く、原作の結末である。

(注意)ニコニコで見ているので、アニメの10話までしか見ていません。あと、歴史や神話に関して、無知な状態で考察しています。許してください。

 

 

 

まず、大前提から

正直、まだ作者の中では、序盤も序盤で、まだラスボスを出していないという可能性もなくはないが、その可能性を排除して考えると、ラスボスは、現段階で一番信者数が多いと思われるロキの可能性が一番高い。

そうなると、結末は、ロキとの決着が多くを占めることになると思う。

以下、ロキとの決着のつけ方について考察していきたいと思う。

 

 

北欧神話のロキから考察する

めちゃくちゃにわかなので間違っていたら申し訳ないんだけど、北欧神話のロキの結末を簡単に説明したいと思う。

ロキは、皆さんのイメージ通りのいたずら好きで、盲目の神・ヘズを唆し、光の神・バルドルを殺害させたり、神々の目の前で悪口を言ってたりしたら、捕縛され、閉じ込められた。

しかし、終末の日であるラグナロクが訪れると、ロキは、解放され、巨人軍を率いていたが、最終的に、虹の橋であるビルレストの番人・ヘイムダルと相打ちになった。

 

このことを、『神無き世界のカミサマ活動』に当てはめると、一回ロキは、捕縛され、ヘイムダルに当たるキャラクターと相打ちになるということになるが、今のところ出てきていなさそうなので、これ以上考えても無駄そうなので、終わり。

 

 

 

『皇国』のモデルから考察する

まず、『皇国』の意味からいくと、「皇帝や天皇、天子が治める国」という意味だが、皇帝がいた中国や天皇のいる日本をモデルにはしてなさそうである。

次に、『皇国』の特徴は、宗教を排除し、皇帝と議会の決断を国民全員が正しいと信じて疑わないところである。そう考えると、モデルとなっているのは、宗教を排除し、皇帝では無いけれど、絶対的な最高指導者と議会の決定に従っていた、ソ連を思い出した。中学の歴史の知識で止まっているので、間違っていたら申し訳ない。

そうなると、結末は、人間の欲といった部分が関わって、皇国の国民の洗脳が解けてしまう結果になると思う。ダキニなどの手によって、欲を抑えることができているのは確かだが、おそらくソ連から連想される結末は、やるべき仕事をサボるというところから始まる様に思われる。その種まきを主人公たちがすることで、皇国の幻想を崩すことになると思う。

何話か忘れたが、アニメでも、征人は、「ロキの信者じゃなくて、皇帝の信者だ」的なことを言っていたので、そうなると思う。

 

 

個人的な学び

最近、ひろゆきなどの影響によって、論理的・理性的であるということが持て囃され、評価されるべきという考え方が広まっているが、行き過ぎると皇国の様なディストピアになってしまう。

この様な時に必要なのは、宗教ではなく、転生後の終生に対して、征人が感じた違和感である。つまり、common senseと英訳されるような、共通の感覚という意味での常識というものが、大切になるのでは無いのかと感じた。

 

 

 

 

話が変わるけど、ちなみに、女性キャラの中で一番好きなのは、ベルトラン。

元々、男で声が諏訪部順一とか知らん!

 

 

拙文最後までお読みいただきありがとうございました。