ウマ娘2.5周年サポカガチャ&新シナリオの無課金者の雑感
今まで、攻略系の文章を書いたことがないので、変だったり、おかしいところがあったりしたら指摘してください。
2.5周年サポカガチャ
まず、佐岳メイは、三女神ほど必須とは言えないが、かなり必要。
さらに、Rでは、分身しないから、正直使いづらいので、できるならSSRを使いたい。
スキルポイントボーナスが付く1凸はしておいた方が、ラークのシナリオをする上で、ストレスを感じない。
佐岳メイを入れた場合の感覚の違いは、シナリオの方で説明したいと思う。
次に、SSRのスピードエルコンドルパサーは、ジャンポケとマルゼンスキーを持っていない人は、間違い無く引くべきだし、片方しか持っていない人も、引いて良いと思う。
片方しか持っていない人は、もう一方を借りているか、キタサンブラックを使っていると思うので、金スキルの兼ね合いでも、強化版キタサンとして使うこともできるし、出るレースによって、もう一つの金スキルの方にしても良いと思う。
練習性能は、使った実感、3凸だけれど、スピードのフクキタルのようにステータスが平たく伸びる感じだった。
そこは、得意率の差だと思う。
新シナリオ
新シナリオのコツは、序盤に佐岳メイとゴルシの愛嬌を追いかけていくのが、正解だと思う。
その次に、佐岳メイのお出かけにまだ行けないことを見越して、体力回復のキャラを踏んでいくのが、今の所良さそう。
また、友情トレのキャラクターが重なっているほど、ゲージが多く貯まるので、サポカは、寄せた方が良いと思う。
もしかすると、短距離やマイルの場合は、スピードサポカを入れずに、「根性x3賢さx2佐岳」とか、「根性x4賢さx1佐岳」とかになる可能性は、十分ありうると思うけれど、金スキルの関係で、スピードサポカを入れることになると思う。賢さを1枚にした方が良いっていう話は見たけれど、どうなんだろうって思っている。
友情トレが重なる恩恵が大きいシナリオだから、佐岳を抜くのも一択になりうる可能性はあるけれど、まだ微妙っぽそう。
実際に、最初、佐岳メイ抜きで育成していたけれど、序盤のゲージが貯まりにくく感じた。
そのせいで、最終的なSSマッチやSSSマッチの回数が少なくなっていた。
その分を友情トレーニングのゲージの増加量で賄えないというのが、正直な感想だった。
やる気を維持するのが難しかったり、練習性能を上げるために使う海外適正のポイントが少なくなったりするので、ほぼ佐岳メイは、入れるので確定かなと感じた。
あと、シナリオの都合上シニアの秋に終わる関係で短いので、おでかけを消化し切るのは、難しく、金スキルのイベントを完走するのが難しくなりそう(これは、今のところ、自分は感じなかった)なので、佐岳メイを抜いて、友情トレーニングの上振れに期待するのは、流石に髪の毛が足りなくなりそう。
さらに、SSマッチとSSSマッチが、全てのステータスが上昇するので、前のシナリオよりも、ステータスが平たく伸びやすくなったので、1500/1200/1300/1000/1300みたいに、サポカに入れていないステータスも1200を超えることができる様なレベルになっている。
佐岳メイ以外のシナリオリンクキャラを無理やり入れる価値は無さそう。これは、後々検証が必要になるかも。
まとめ
・これから半年、ウマ娘をする人は、佐岳メイ1凸を最低限持っておかないと、ストレスがやばいと思う。借りても良いけど、脚質や距離別のサポカを全て持っている人だけなので、基本みんな引いた方が良い。ただ、1凸以上のどこで妥協するかという話。
・SSRスピードエルコンドルパサーは、ジャンポケとマルゼンがあるなら、スルーでいいかも。片方無くてキタサンで我慢している人は、佐岳メイが1凸で済む分、引きに行っていいと思う。
・ラークの序盤は、 佐岳、ゴルシ>>>体力回復のキャラ のイメージで、あとは、キャラが多いところを踏みに行ったら良いと思う。
・友情トレーニングで、ゲージがより上昇するので、その分友情トレーニングの上振れ要素が大きくなるので、キツいけれど、その代わり、練習のステータスの上昇値が大きくなっているので、その気持ち良さだけを生き甲斐にしていくことになりそう。
・因子周回は、グラマスでやった方が、ゴドルフィンバルブがあったり、海外遠征の分のG1レースを走れるから良いかも。でも、ダートとか短距離のキャラは、ラークの方が良いかも。青因子は、ラークの方が良いので、派閥ができるレベルの話になる可能性が十分ありそう。
拙文最後までお読みいただきありがとうございました。
「イケメン・美女ほど性格が良い」論に反論してみた!
どうも、不細工です。
「顔が良いだけのやつが、性格も良い」という悪質なデマを、脳が理解することを拒否しているので、不細工の僻みを書いていきたいと思います。
ちなみに、イケメンも美女も、目の保養になるので、大好きです。
本気で、憎しみを抱いている訳じゃないんだからね!
実例を考えて、数が多そうな例外や反例を探す
まず、イケメン・美女がする仕事を考えたいと思う。
頭が悪いので、思いついた仕事は、ホスト・キャバ嬢・芸能人・モデルぐらいだった。
こう言う仕事をしている人たちって、言うほど性格良いか?
この様な仕事に従事している人たちが、性格悪いとまで言ったら、立派な職業差別になるけれど、性格が良い人たちの集まりと思えるかというと、かなり微妙。
特に、水商売が性格良いかと言われると、そう言い切るのは難しい気がする。一部、デート商法まがいなことが横行している(っぽい)ところを見ると、性格が良いグループであるというのは難しいと思う。
ただ、一友人として仲良くする分には、性格が良かったりするのかな?
でも、それは、仲間以外はどうなっても良いみたいなヤンキー的思考が見え隠れするから、性格がいいとは言えないかな。
反論
挙げられていた職業は、全て人気商売であり、自分を偽る必要があるから、それが、嘘吐きとして他人に評価されるので、性格が悪いと思われているだけで、そういう要素を抜きにしたら、イケメン・美女は優しいんじゃない?
少なくとも、特殊な例を挙げているのは、間違いない。
確かに、見た目と関係ない仕事で、詐欺として立件されかねない様な手法で、契約をする様なことがあるらしいので、個人で成果を上げないといけない職業は、そうではない職業と比べて、そうならざるを得ないのかもしれない。(犯罪を擁護しているつもりはないです。)
性格が良い論を肯定するロジックの穴を探す
見た目がいい人ほど、性格が良い論を肯定するロジックとして、「見た目がいい人は、他人に優しくされるから、他人にも優しくなる」というロジックがよく上げられる気がするので、このロジックの穴を探す。
まず、「見た目がいい人ほど、他人に優しくされる」ということは、確かにそうだと思う。
まあ、下心から優しくされるのは、見た目がいい人ほど、あるよなっていうのは、確かにある。
「あわよくば、付き合えたら良いな」的な思考が。
でも、その次の、「優しくされたら、他人に優しくなる」っていう話は、本当かな?という気持ちが強い。
なぜなら、「見た目が良くない人は、優しくされないで、見た目がいい人は、優しくされる」という状況を見たら、「見た目がいい自分は優しくされて当然で、見た目の良くない人には、優しくしなくて良い」という選民思想的な思考になる可能性だって、大いにありうると思うから。
そもそも、このロジックに無理があると思っていて、対偶をとると、「他人に優しくないならば、優しくされていない」ということになり、他人に優しくない人に優しくすることが、解決法となる訳だが、経験的にそれが正しいかと言われるとかなり疑わしい。
傾向の話であるとしても、その傾向を認識することは難しいと思う。そんなことをカウントしながら生きている人なんていないから。
バイアスの話
そもそも、我々は、見た目がいい人がした行動を美化してしまうバイアスがあると思う。
そして、思っている以上に、優しさからくる行動かどうか見極めることが難しい。
そうである以上、この話に関しては、経験則みたいなことで証明することには向かない話題だと思う。
まとめ
見た目がいいからと言って、性格が良いことを期待するのはやめましょう。(自分も)
それは、「見た目がいい人ほど優しい」という説が、正しいとは言えない(間違っているとも言い切れない)から、というのもあるけれど、見た目がいい人にそのような期待を背負わすのは、良くないと思う。
人間、疲れていれば、優しくなれないこともあるし、元気な時や自分の得意な分野では、他人に優しくなることだってあるわけで、そんな雑な属性で括るんじゃなくって、個々人を見て、また、状況も見て、優しいかどうか見極めることができる方が良いし、自分もそうなりたい。
拙文最後までお読みいただきありがとうございました。
「ウマ娘」5th EVENT 第1公演 DAY1 DAY2の感想
私は、何という下らないことで悩んでいたのだろうか?
声優のライブを見たら、そのキャラクターとのずれを感じて、そのまま『ウマ娘』というコンテンツごと、苦手になってしまうかもしれない…
なんて気にする必要はなかった。
時間が経ってしまったけど、感想を書きます。
ちなみに、私は、Abemaのマルチアングルのチケットで見ました。
DAY1
最初の曲の『DRAMATIC JOURNEY』から、最高だった。
マルチアングルの舞台の左側のカメラから見ていると、メジロパーマー役ののぐちゆりさんが、カメラに向かってファンサをしてくれた。オンラインで見ているのに、このレベルで嬉しいのだから、現地参戦して、ファンサをもらったら、息の根が止まるに違いない。
あと、エアシャカール役の津田美波さんが、ガチでエアシャカールだった。歌と歌の間のトークの時に、片手を腰に当てているのを見て、「徹底しているなぁ…」と感動した。
個人的に『Dance 2 Endless Beat』が好きなので、めちゃくちゃ良かった。
『本能スピード』は、ダンスがアプリのやつとほぼ一緒なのに、歌っていて、凄かった(小並感)。
ミュージカルも見れたし、お得すぎないか?
悲しいことに、これぐらいしか覚えていない。ライブBlu-ray出たら、買うしかないか…
DAY2
今度は、メイショウドトウ役の和多田美咲さんが、めちゃくちゃカメラに向かって、ファンサしていたのが、印象に残った。
『ゆるパカHAPPY DAYS!』は、ナリタトップロード役の中村カンナさんのダンスの振りで、腕を動かす勢いがすごくて、見ていて笑っちゃった。
『Make debut!』は、ミスターシービー役の天海由梨奈さんが、腕を下ろすタイミングを迷いながら腕を下ろしたら、タイミング間違ったからか、天海さんが照れ笑いしていて、ニヤニヤしちゃった。
BoC'sは、イヤホンをつけて、座って見ていたけれど、思わず立ち上がってしまったぐらい、テンションが上がった。出演者見たら予想できたことなんだけどね。
RTTT組も良かった。
まとめ
マルチアングルだったおかげで、かなり声優さんたちを細かく見ることができたので、現地に行けないなら、チケットをせっかく買うなら、マルチアングルにした方が良いレベルで良かった。
特に、『うまぴょい伝説』は、声優さんが動き回る関係で、マルチアングルのメリットが最大限に生かされる歌になっているので、声優さん達の絡みを見たい人は、間違いなく買いだと思う。
ただ、センターサークルが中央に来るカメラだけは、席の都合上、かなり遠いところにあり、マルチアングルの良さが、あまり感じられなかった。
あと、ミュージカルを見慣れていないせいか、若干楽しみきれない自分がいたのが残念だった。
是非、ミュージカルが苦手だったけれど、普通に見ることができるようになった人がいたら、解決法を教えて欲しい。
楽しめないコンテンツがあるのは、冷静に考えて、損だからね。
拙文最後までお読みいただきありがとうございました。
『無敵の人』という現代の被差別階級に関して思うこと
6月28日に、京王線でジョーカーの格好をしていた男性がナイフで切りつけた事件の初公判があった。
その事件があった直後、「『無敵の人』が無差別大量殺人をしようとした。やっぱり、『無敵の人』は、犯罪者予備軍である」というような言説をよく目にした様な気がする。
色々なマスメディアでも、「政府が、『無敵の人』に手を差し伸べるべきだ」みたいな論調になったり、ネットでは、「『無敵の人』は、犯罪者予備軍だから、怖い」みたいなことを書いている人が多かったりしたと思う。
前半の手を差し伸べるということ自体は、どんどんやったらいいと思うし、社会的弱者に手を差し伸べることは、政府の役割だと思う。
しかし、その理由づけが、「『無敵の人』は、犯罪者予備軍であるから」みたいなことになっているのは、正直、解せない。
だって、ほとんどの人は、殺人事件や傷害事件があったとき、職種を確認しているわけじゃないから。
なんとなくの印象で、ある属性の人々が、犯罪者予備軍であると決めつけられるのは、明らかに差別であり、許されないことだ。
じゃあ、本当に『無敵の人』と凶悪犯罪に関連性が見られるのかどうか調べてみたいと思う。
統計に詳しかったり、犯罪の研究をしていたりした人から総ツッコミが入るような内容になる可能性がかなり高いけど、イキった中学生が自由研究をしたと思って、ボコボコに反論してもらえると助かります。
まず、前提から
政府の統計を調べても、『無敵の人』という項目はないので、『無敵の人』の中で、最も関連性が強い性質と思われる『無職』で調べたいと思う。
比較対象として、土建業の数値も引用する。
調べる犯罪は、殺人罪などが含まれる凶悪犯と、暴行罪などが含まれる粗暴犯の2つにする。
調べた結果
Googleで検索をかけると、
職業別犯罪率ワーストランキング 土建、無職、飲食の首位争い グラフつき - 世界を見える化するサイト ミエルカ
というサイトがあったので、ここから数値を引用すると、
凶悪犯(検挙人数/職業人口10万人)は、土建業 14.52、無職 9.6。
粗暴犯(検挙人数/職業人口10万人)は、土建業 221.30、無職 74.80。
という様に、どちらも、土建業の方が上回った。
しかし、土建業の人は、働いていて仕事もあるわけで、『無敵の人』ではない。
なぜ、このような偏見が蔓延るのか?
調べていると『凶悪犯罪に関する新聞報道における土木・建設業に対する偏向分析』
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscejipm/75/5/75_I_135/_pdf
という論文を見つけた。
この論文によると、無職は、職業別の新聞報道偏向度ランキングでは、15位であり、平均よりも上の順位だった。
そう考えると、マスコミの影響で、『無敵の人』というイメージがつけられてしまった可能性が高いように思われる。
また、犯罪を起こした人と自分の間に、「働いているか、いないか」という境界線を引くことで、同じ種類の人間ではないと思って、安心したいのかもしれない。
じゃあ、土建業の人が犯罪者予備軍なのか?
以上の情報から、早合点して、「土建業の人は、犯罪者予備軍である」と考えるのは、かなりまずいことだと思う。
自分の身に置き換えられる人が多そうな例に変えて説明すると、「両親が共働きだった人は、愛着形成ができていないから、愛着障害を持っている」って言われたら、どうだろうか?
例え、関連性がどれほどあったとしても、両親が共働きで愛着障害を持っていない人間にとって、「あなたたちは、愛着障害だ」と言われていい気がしないのは、当然だろう。
勿論、研究で、犯罪の要因となるものを探すことは、良いことだと思う。
しかし、一般人が、勝手に主語を大きくして、「土建業の人は、犯罪者予備軍である」や「『無敵の人』は、犯罪者予備軍だ」という様に、勝手に決めつける様なことはしてはいけない。
一言でまとめると
「〇〇な人は、犯罪者予備軍だ」みたいな考え方は、そもそも正しくないこともよくあるし、差別的で良くないから、やめた方がいい
拙文最後までお読みいただきありがとうございました。
参考文献:職業別犯罪率ワーストランキング ミエルカ https://mieluka.com/23/
『凶悪犯罪に関する新聞報道における土木・建設業に対する偏向分析』
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscejipm/75/5/75_I_135/_pdf
『ワールドダイスター』の12話まで見た雑感
いやー、面白かった。
正直、ゲームアプリに誘導して、課金させるために、百合アニメをテキトーなシナリオでやるアニメかと思ったけれど、想像以上にキャラクターの成長が描かれていて良かった。
そして、どのキャラクターも、演技に対して真摯で、夢に一直線に向き合っていて、眩しい。
詳しい感想を書く前に、過去に、鳳ここなと静香の関係性の考察をしたので、一応、紹介しておく。
hoboowatteiruhito.hatenablog.com
感想
まず、少し考察。
このアニメの中心は、明らかに、鳳ここなの人間的な成長だと思う。
最初は、鳳ここなは、「どの様な演技をしたらいいのか」を静香に教えてもらいに行くくらいに、決断力がなく、自分でどのような演技をするかを決めることすらできない少女として描かれている。
そこから変化するターニングポイントとなったのは、『アラジン』で、主役なのに、注目されていないということに気付き、受け入れつつあったところから、演技を自分から変えるように志願したシーンだろう。
『かぐや姫』の時に、ここなは、アドリブを効かせて解決することができるぐらい能力はあって、追い詰められると自分で考えて行動することができるということがわかる。けれど、まだ、追い詰められないと決断はできないし、静香以外の人と演技について相談したりするということは、ほとんど無かった。
その後の『アラジン』では、新妻八恵に押し掛けられる形で、演技の擦り合わせをしていたけれど、それもまだ、受け身だった。
結局、ここなが、自分は誰にも見られていないということに気づき、静香に夢がワールドスターであることを思い出させてもらってから、演技を自発的に変えたいと思って、演出の変更まで志願した。
そうなると、静香の存在意義が無くなってしまう。そうなると、唯一のアイデンティティは、舞台に立てないぐらいである。
この唯一のアイデンティティに合うのが、『オペラ座の怪人』のエリックである。その感情をここなと一体化することで教えて、消えた。
けれど、最後に、ここなが、静香に「二人でワールドダイスターを目指す」という約束を持ち出して、存在意義にした。まるで、全てがうまくいった世界線のエリックとクリスティーヌの様な関係だ。
アニメの最後の舞台に『オペラ座の怪人』を選んだのはやばい。最後に『オペラ座の怪人』をすることを先に決めてから、鳳ここなと静香を作ったわけじゃ無いなら、アニメの終盤の風呂敷の畳み方が上手すぎる。
また、『ヒカルの碁』や『遊戯王』に似ていると言われることもあるかも知れないけれど、進藤ヒカルと藤原佐為の様な関係性とは、また違った関係で、結末も違っていて、面白かった。
アプリでも、シナリオがあったら、ここなと静香が協力して、互いに高め合うシーンが見れたらいいなと思う。
拙文最後までお読みいただきありがとうございました。
『魔法少女マジカルデストロイヤーズ』の最終回を見た雑感
過去に『魔法少女マジカルデストロイヤーズ』の結末を予測してみたが、全く箸にも棒にもかからないレベルで当たってなかった。
hoboowatteiruhito.hatenablog.com
とりあえず、色々と衝撃的だったので、感想を書いていきたいと思う。ゴリゴリにネタバレするけど、注意して読んでください。
感想
正直、見ている途中から、「うーん」と言ってしまったし、この展開は、見ているファンからすると、望んだ展開では無いだろうなという思いが頭の片隅にあり続けた。
けれども、打ち切り漫画のような無理矢理終わらせた感じが無いので、制作者側からすると、ある程度考えていた通りのものができたのだと思っている。
これらを踏まえて感想を言うとすると、オタクの逆張りじゃ無いけれど、かなり制作者は、天邪鬼で、見ている人たちの予想外のことをしようとしたと思う。
でも、展開が無茶苦茶と言うわけではなかった。
個人的には、アトラクションのように予想外を楽しむことができた。
同じように、オタクヒーローが死ぬ展開であっても、作者が、ショボンという敵役に自分を投影して、オタクたちを蹂躙していたら、何のために作ったのかよく分からない。
けれども、最後の最後でそのショボンも予測外のことが起きて、アニメの制作者(創造主)では無くなっているということが最後に明かされているので、そういうわけではない。
ここから、少し考察すると、オリジン(狂太郎)の方に、作者自身を投影しているのだと思う。
その理由は、最後のシーンで、オタクヒーロー2世が出てきて、シナリオ通りではなかったので、ショボンがパニックになっているのを、画面で見て楽しんでいるオリジンが出てくるからだ。
それだけを聞くと、数多くある作者の自己満足アニメということになるが、このアニメのテーマは、最終回のタイトル「好きなものを好きなだけ」であるため、メタ構造を作っただけだろう。
そうすると、ショボンは、ただのオマージュという名のパクリのシナリオを書く存在であって、オリジン、つまりオリジナルではないということになる。
このアニメは、メタ構造になっているが、そのことを、かなり強めに暗示していないことが、見ている人を落胆させる要因になったことは、間違いないと思う。特に、このアニメは、初めの方は、オマージュが多く、その時点では、オタクの好きなものを集めたお子様ランチのような作品っぽいって思っていた人も多かったはずで、その期待に応えられなかったのは、大きいと思う。
さらに、メタ構造=面白いというわけでもないわけで、結構見る人を選ぶアニメに、結果としてなってしまったのかなと思う。
個人の感想を言うと、オマージュまみれの面白アニメだと思っていたけれど、作中作や劇中劇の入れ子構造になっていて、メタ構造になっているアニメだということがわかって、期待通りじゃなくて落胆したというよりも、驚いたと言う方が正しい感じだった。
とは言っても、それだけではなくて、魔法少女マジカルデストロイヤーズが、好き勝手に破壊し尽くす的な展開は、ゴジラとかと同様のとんでもない力を持った存在が、クソみたいな世界をぶっ壊してくれるという作者の欲望みたいなものが、溢れている様な気がした。
まとめると、メタ構造という結構、文学的なテクニックを使っているのに、世界を破壊したいという衝動のロックな感じが共存していて、正反対なものが内在しているのが、好きだなと感じた。
クリエイティブであることと面白いということ
少なくとも、作者をオリジンに投影しているとするならば、少なくとも、作者は、このアニメをクリエイティブだと思っているけれど、果たして、それは、面白さとイコールなのだろうか?
個人的には、むしろ今までに無いものであればあるほど、面白いと思われにくいと思う。なぜなら、既存の面白いとされている無数のアニメの分類のどれにも属さないということでもあるからだ。
しかし、おそらく、このアニメの作者は、クリエイティブ=面白いと思って、作品を作ったと思う。偏見がかなり強いけれど、その考え方は、アートの考え方な気がする。
この考え方の違いも、評価が低い一因なのかもしれない。
以上、自分の感想以外は全て寝言です。
拙文最後までお読みいただきありがとうございました。
『神無き世界のカミサマ活動』の結末を予想してみた!&個人的な学び
アニメになる前から、この作品の存在は知っていたが、原作の漫画を読んでいないのにも関わらず、出来の悪い漫画化したなろう系小説だろうと思っていた。
しかし、実際にアニメを見てみると、エロ要素がかなり多いのはあるけれど、耕運機やCG、ドット絵などの省エネアニメの要素は、正直面白かったし、結構、多くの人に気づきを与える良い作品だと思ったので、結末を予想してしまおうと思う。もちろん、アニメの結末では無く、原作の結末である。
(注意)ニコニコで見ているので、アニメの10話までしか見ていません。あと、歴史や神話に関して、無知な状態で考察しています。許してください。
まず、大前提から
正直、まだ作者の中では、序盤も序盤で、まだラスボスを出していないという可能性もなくはないが、その可能性を排除して考えると、ラスボスは、現段階で一番信者数が多いと思われるロキの可能性が一番高い。
そうなると、結末は、ロキとの決着が多くを占めることになると思う。
以下、ロキとの決着のつけ方について考察していきたいと思う。
北欧神話のロキから考察する
めちゃくちゃにわかなので間違っていたら申し訳ないんだけど、北欧神話のロキの結末を簡単に説明したいと思う。
ロキは、皆さんのイメージ通りのいたずら好きで、盲目の神・ヘズを唆し、光の神・バルドルを殺害させたり、神々の目の前で悪口を言ってたりしたら、捕縛され、閉じ込められた。
しかし、終末の日であるラグナロクが訪れると、ロキは、解放され、巨人軍を率いていたが、最終的に、虹の橋であるビルレストの番人・ヘイムダルと相打ちになった。
このことを、『神無き世界のカミサマ活動』に当てはめると、一回ロキは、捕縛され、ヘイムダルに当たるキャラクターと相打ちになるということになるが、今のところ出てきていなさそうなので、これ以上考えても無駄そうなので、終わり。
『皇国』のモデルから考察する
まず、『皇国』の意味からいくと、「皇帝や天皇、天子が治める国」という意味だが、皇帝がいた中国や天皇のいる日本をモデルにはしてなさそうである。
次に、『皇国』の特徴は、宗教を排除し、皇帝と議会の決断を国民全員が正しいと信じて疑わないところである。そう考えると、モデルとなっているのは、宗教を排除し、皇帝では無いけれど、絶対的な最高指導者と議会の決定に従っていた、ソ連を思い出した。中学の歴史の知識で止まっているので、間違っていたら申し訳ない。
そうなると、結末は、人間の欲といった部分が関わって、皇国の国民の洗脳が解けてしまう結果になると思う。ダキニなどの手によって、欲を抑えることができているのは確かだが、おそらくソ連から連想される結末は、やるべき仕事をサボるというところから始まる様に思われる。その種まきを主人公たちがすることで、皇国の幻想を崩すことになると思う。
何話か忘れたが、アニメでも、征人は、「ロキの信者じゃなくて、皇帝の信者だ」的なことを言っていたので、そうなると思う。
個人的な学び
最近、ひろゆきなどの影響によって、論理的・理性的であるということが持て囃され、評価されるべきという考え方が広まっているが、行き過ぎると皇国の様なディストピアになってしまう。
この様な時に必要なのは、宗教ではなく、転生後の終生に対して、征人が感じた違和感である。つまり、common senseと英訳されるような、共通の感覚という意味での常識というものが、大切になるのでは無いのかと感じた。
話が変わるけど、ちなみに、女性キャラの中で一番好きなのは、ベルトラン。
元々、男で声が諏訪部順一とか知らん!
拙文最後までお読みいただきありがとうございました。